モモーイライブを終えて @Club Citta' 15年目の夏編


長らく楽しみにしていた桃井さんのワンマンライブが終わってしまいました。
はあ。

自分の話ですが、初参加のライブが終わった後に、参加にあたって参考にさせて戴いたブログへライブの感想を見に行ったのを憶えています。自分が楽しかったかどうかというのとは別に、「慣れた人の目から見てどんなライブだったか」を知りたかったからです。そんなわけで、「観光ガイド」はかなり客観性を意識して書きましたが、ここでは個人の体験を綴ることにしました。感想というものはどうにも苦手でして、小学生の読書感想文から進歩を見せないレベルですが、ご興味のある方はお付き合いください。

☆開場前

猛暑日の予報が出ていた2015年7月26日。汗のしたたる暑さの中10時過ぎに川崎駅に着きました。物販開始は12時から、昨今のモモーイゲンバ的には早すぎる着ですが様子見の為クラブチッタに向かうと、物販待機列に2人、日陰に1人。まさか人がいるとは思わず若干動揺しましたが、その内1人は友人だったのでご挨拶をしつつふんわり待機。
10時45分頃所用の為一旦離脱、11時過ぎに戻ってくると10人位に増えていました。チッタの壁沿いに日陰も出来てきたので、列形成に参加、前後のモモイストとまったり会話しながら物販開始を待ちます。
12時を少し回ったところで物販スタート。今回はTシャツ[黄/青]、タオル、ペンライト、昨年7月の「桃井はるこ LIVE in じぱんぐ!2014」のDVDが新商品でした。
1ヶ月前の「観光ガイド」では

>桃井さんのペンライトはきょうび珍しいターンオンの単色ペンライトです
>物販の情報は非常に出るのが遅いので(!!!)

などと書きましたが、ペンライトは初の17色変化式。また、物販情報はまさかの1週間以上前にラインナップ公開、2日前に画像出揃い+価格判明という、やや優等生な展開でありました。公式たんごめんねごめんね。情報公開が早かった為かTシャツ黄(ゴールド)のSは早々に売り切れたようです。
物販後は一旦撤収してご飯を食べたり買ったばかりのTシャツに着替えたり有志の方からコール本をいただいたりして開場を待ちます。
今回のコール本も素敵でした!有志の皆様、お疲れさまです。


☆開場後

時間までは会場前の路上に待機。浮き足立った空気の中、時間になり番号を呼ばれて順々に中へ入っていきます。
私の番号も早々に呼ばれ、チッタへ入ると少し寒いくらいの冷房。
ライブホールの分厚い防音扉をくぐり抜けてステージが目の前に広がると、いつも言い知れぬ高揚感を味わいます。はしゃぎたくなるのを抑えて前へ、FC80番台でしたが比較的空いていた右側へ入れましてほぼ最前です。装備を確認したりそわそわしたりして待つこと約45分、客電が落ちました。

セットリストは下記の通り。詳細なバージョンについては詳しくないので割愛させていただきます。

1.アキハバラブ
2.ゆめのばとん
3.祭だ!BOY MEETS GIRL
4.恋のヒメヒメ☆ぺったんこ
5.恋のレシピ
6.絶対乙女
7.Romantic Summer
8.Nyan☆Nyan☆Galaxy
9.しゅーてぃんすたー☆
10.夏だ!祭りだ!スク水だ!(アコースティック)
11.プラチナジェット(アコースティック)
12.Phantasista(アコースティック)
13.We say Yeah!
14.Butter-Fly
15.さみしくないもん
16.Shooting for the Moon(仮・表記不明)
17.さいごのろっく
18.がんばれ…それは、I Love You
19.カイト
20.LOVE.EXE
21.始発にのって
EC-1.夜明けのサンバ
EC-2.WONDER MOMO-I 〜World tour version〜

※どうでもいいんですが、「祭」と「祭り」で表記ゆれがあるのが気になりますね。

客電が落ちた闇の中、スポットライトに照らされ出てきたモモーイ。かわいい!かわいい!かわいい!
思わず脳内がかわいいでいっぱいになるモモーイのいでたちは黒のチューブトップに海色のデニムスカート、羽織っているのは珊瑚色のシャツ。胸元にある貝殻のペンダントはマーメイドさながら、彼女が動くたびにくるりと巻いた髪がいたずらに遊んで我々を惑わします。
古来ヨーロッパに伝わる人魚は、歌を歌って船乗り誘惑しt以下信者タイム。長くなるからもうやめておきます。

「二度とない この夏を あなたと一緒に過ごしたい」の印象的なフレーズから15年目の夏はスタート。比較的歌われる機会の多いこの曲、サビの振りコピも2回あるMIXも綺麗に決まって、ライブの幕開けとなりました。更にアッパーな曲につなげて爆発させるかと思いきや、ゆめのばとんへ。2008年のSunday early morning LIVEのラストでアカペラ合唱したので、個人的にはエンディングのイメージが強いこの曲でしたが、2曲目に持ってくるあたりに新鮮味を感じます。
始めの挨拶MCから、夏ということで祭だ!BMGという珍しい選曲。生で聴いたのは初めての気がしますが、わしょーい!で跳ぶのが中々楽しい。お次は安定のヒメヒメ、歌って欲しいというお便りが多いのかモモーイ本人が気に入っているのか、登板回数がやたらと多いですね。周りはコールにジャンプにでしたが、せっかくダンスを予習したので踊りました。踊ってみてわかりましたが、テンポが速いので振りを合わせるのが大変。
キャピキャピとした萌えソングの後に、洋酒の香りのしそうな大人の恋愛ソングもしっとりと歌いこなすモモーイ、イイ。恋のレシピ好きなんですよねええええ。♪初めてのキスは♪……「どんな味?」と、曲間でセリフが入るのですが、恥ずかしくなったのかちょっとおどけて訊いていたのもかわいかったです。

ここでタイアップ・キャラソン枠が入りますということでざわつく場内。単発で入れることはあっても、枠とまで言えるほど固めてはこないことが多い印象ですね。キャラソンと言ったら氷室屋ロックですよね!と思っていましたが来なかったのはまた別の話。
まずは絶対乙女-ロマサマと瀬戸嫁組が歓喜に膝を折るセトリ。ロマサマの振りコピは、私の周囲は定着率高め。夏といえばやっぱりこれですよね。
次いで何が来るかと思いきや、客席にアキバレッドのコスプレをした観客を見つけたモモーイ、「ごめん、今日アキバレンジャーやらないwwもっと涼しくなってからと思って。。。」とのこと。

これですよ!!!!

「涼しくなってから」はニチアサ改編期のことを指しているものと思われますが、お客さんをちゃんと見ていて、ネタを拾ってネタで返す。個人的には、これぞモモーイ!と思った一幕でした。
ニャンギャラ-しゅーてぃんすたーはレア2発。ニャンギャラは何度か聴いていたような気がするので、ワンマンでは初披露なのはやや意外。しゅーてぃんすたーはこのドラマチックで時代を感じるイントロが好きです。最前どセンターの人たちは結構イントロマワリしているのを観測、私もやりたかったんですが体がついていかずw
小麦曲は、メディスンを除いては長らく歌われていなすぎてたまに歌うとちょっとした事件になるのでw、せーけん以外でも歌われるようになると嬉しいです。

タイアップ枠もひと段落して、お次はアコースティック枠。夏だ祭りだはTGIFでもアコースティックでしたね。バージョンに関わらずぶちこまれるコールと追っかけは、自由でいいなあと個人的には思いますw
「SHIROBAKOの…今回はこっちを歌いたいと思います」でAnimeticかと思いきやのプラチナジェットはタイトルコールでテンションMAX!UO焚きたかったのですがテンション上がりすぎなのか手に力が入らなくて折れない!!ひたすら白を振っていました。なんでこんな好きなのかわからないですが、プラチナジェットには言葉にできないときめきがあります。「待ってて」最高ですね。
ところでこれは提供曲なわけですが放送後一年縛りとかは良いんでしょうか。
続いてファンタジスタ、We say Yeah!は聴く機会があまりないからか認知度はイマイチな模様、熱心な方が追っかけコールしててなるほどーと思って見ていました。
Butter-Flyで体力を使い切ったところに、さみしくないもんのイントロで、「ぐぅう!」と見えない脚に腹部を蹴られたかのようにうずくまる人がいるのもモモーイゲンバならでは。アンセブバージョンだもんね。高まるってレベルじゃないよね。イイヨイイヨー。Mail Me然りAdolescence然り、後に出たバージョンの方を歌うことが多いので、元バージョン、しかもアンセブ曲とは珍しいのではないでしょうか。
その興奮冷めやらぬ中、「新曲です!」の宣言に盛り上がる場内。さる野外イベントの時に月が綺麗で、モモーイ本人口から出た「月に向かって打て!」の言葉に着想を得た歌とのこと。イベント名を明言はしていませんでしたが、2013年11月愛知県内デンパークで開催の「デンパへモット!act1」のことですね。私も参加していましたのでよく憶えていますが、とにかく寒くて月の綺麗な夜でした。こういう風に、一緒に積み上げた経験が歌になっていくというのはモモーイがシンガーソングライターであるからこその喜びですね。あのときの光景を思い出しながら静かに聴きました。

ラストはパワー爆発で駆け抜ける!ということでさいごのろっく。相変わらずテンションの上がるイントロですね。誰より高く跳びたいよ!ということでこの曲が来たら跳ぶしか。がんLOVEが来たらそれはI Love Youを伝えるため跳ぶしか。カイトが来たら僕は鳥だったんだってことを思い出すため跳ぶしか。ひたすらジャンプで顔が熱い。
カイトとろっく、泣けるのに昂るいい曲なので、目の前でモモーイが歌っているのを聴いているといつも涙が出そうになります。でもただの悲しい涙じゃなくて、熱い涙、そんな感じです。モモーイは相変わらずいい表情をしますね。
そして聞きなれたイントロでUOを用意する各員。E・X・E!のコールとともに会場がオレンジに燃え盛ります。きっと後方はメリゴがすごかったんだろうなあw
EXEの後奏が終わり、やりきったぜ…と恍惚の表情でいたら始発のタイトルコールで素であわてるなどw
体はしんどいけれどEXEに始発、やりやがったな!と毒づきながらにやけるのがモモーイライブの味わい。前方はさすがに山手線はありませんでしたが精一杯の声援を送り、モモーイの「おはよう☆」で本編が幕を閉じました。

五分としないうちに観客からアンコール宣言。ちょっと待って休憩させてwww
そういえばモモーイゲンバのアンコールもまたちょっと特殊なんですね。観光ガイドに書いておけばよかった。そんなわけでアンコールをしていると、比較的早くモモーイが登場。いつもは着替えや休憩があるのかアンコールで出てくるまでちょっと間が空くのですが、「私今日休憩しなかったしお水も飲まなかった!」とのことだったので、体力的に絶好調だったのかも。
モモーイバンドを呼び込んで、アンコールのセッティング。モモイストの熱いとーるちゃん(Gu.)推しを感じる!!
海外から来た人―?トークからの南米の風を感じる夜明けのサンバ。モモーイ、夜明けのサンバ好きですよね!私も好きですけど。この曲の時に見られる桃井さんのダンスは至極愛らしい(うまいとは言っていないww)ので必見です。
サンバホイッスルに合わせて思い思いにはしゃぎつつ、大団円の盛り上がりへ。最後はやっぱりワンダーモモーイ!力のある歌詞に現実へ帰る勇気をもらいながら、キラキラとしたアウトロに、夢の終わりを感じます。
曲が完全に終わってバックバンドの面々がはけ、一人深々とおじぎをしたモモーイ。
マイクを下ろし、肉声で挨拶をしてライブが終わりました。

☆閉演後総括

*感想まとめ
楽しかった!!!!!!
ライブ中は全然感じませんでしたが、終わってみると叫びすぎて顎が痛かったし跳びすぎて膝が痛かったです。夢中で楽しんだライブだったと思います。
不満などはありませんが、しいて言うなら、予想外すぎでも納得でもない不思議なセトリだったかなとw
それでもなんだか満足感に包まれる楽しいライブでした。どれも満遍なくジャンプしコールし踊り見とれました。

*物販優秀
個人的には今回の物販はとてもよかったと思います!情報早い、デザインいい、使い勝手いいの三拍子そろっていたと思います。タオルは大判でふわふわ、ライブ使いというよりは自宅使い向きですがタオルとしては良いものなんではないかなーと思って気に入っています。さすが他人への誕生日プレゼントにタオルをあげるモモーイだぜ。
Tシャツも持っていない黄色、ペンライトも前から欲しかった色変化式なので、本当に個人的な需要とアイテムがマッチしただけの気もしますがw
私は持っているのでアレですが、ライブ会場でCDを売っていたのもgoodだと思います。売り上げの金額や枚数はともかく、ふらっと来てくれた人をキャッチする良い機会なのではといつも思うのです、素人考えですが。対バンのときもこのくらい積極的に物販してくれたらいいな!

*事前の予想は当たっていたのか???
ポジショニング→「観光ガイド」の時に「私見&予想」として画像を作りましたが、今回私は★の位置、つまりほぼ最前に行ってしまったので検証できなかったという残念振り。後ろで山手線が走っていたのは遠目でわかりましたが、オタ芸の予感ゾーンと安全地帯の予想は当たっていたのでしょうか。どなたか教えて下さいw


曲目→動画でご紹介したところからはEXE、始発、ワンモモと3/7、おすすめしたアルバム「momo-i quality」からはEXE、恋のレシピ、アキハバラブと3/13。ちなみに新曲多め予想しました。………。
ご紹介したけれど歌われなかった曲も、9/21の「STAY GOLD発売記念ライブ」で歌うかもしれないからそれに来ればいいと思います!!!こちらは全席指定なのでライブ慣れしていない方も是非に。

*終わりに
ライブ終わっちゃったなあ。寂しいなあ。
今回ライブの前後で色々書いてみて気づいたのですが、自分がこんなに熱心なファンだったとは知りませんでしたwww
新アルバムとイベント情報待ってます!!




2015.7.29
Written by ゆかわめい(@meiy_ac)/meiy_ac☆hotmail.com
link: モモーイゲンバ観光ガイド